2014年11月

２０１２年、フランス、メイアン社作出。ハイブリットティー。
ベルベットがかる、濃赤色の丸弁高芯咲き。花首がうつむく。
夏も花色、大きさが変わらない。芳香がある。
花つき花もちが特に良い。花枝長く、樹勢が強い。
大株になる。四季咲き。花径１４センチ。半直立性。樹高１８０センチ。

１９６４年、ドイツ、タンタウ社作出。ハイブリットティー。
ブルーローズ系の強香がある。四季咲き。直立性。花径１１センチ。樹高１４０センチ。
１輪から数輪の房咲きで花つき、花もちが良い。花弁は薄く、雨で傷みやすい。
枝はトゲが少なく、良く伸びる高性種。
薄紫の優雅なバラ。

１９９１年、日本、京成バラ園作出。ハイブリットティー。
キリリとした花形で、花もちがとても良い。くすみのない鮮やかな赤だが、低温期はやや色が暗む。
花枝が長く、樹勢が強い。直立性。四季咲き。花径１１センチ。樹高１４０センチ。

１９９６年、アメリカ、クリステンセン社作出。ハイブリットティー。
澄んだ濃黄色の、剣弁高芯咲き。黄色系の最高の色彩の品種。
花色は退色しない。早咲き。花つきが良い。微香性。樹形は半直立性でコンパクト。
四季咲き。花径１４センチ。樹高１４０センチ。
黄色のバラを愛したヘンリーフォンダに因む。

1１９８２年、オランダ、タンタウ社作出。フロリバンダ。
タランガは、ニュージーランド、マオリ族の神話に登場する女神の名前。
花の色は緋赤色。花径８センチの房咲き。丸弁盃咲き。半八重。
花弁数は２０枚ぐらい。微香性。半横張り性。開花期５月～１１月。
枝が良く立つので、切り花に多く用いられる。

1９８６年、日本、鈴木省三作出。フロリバンダ。
淡緑色の蕾は、開くと白くなり、のちに再度淡い緑色になる。
丸弁のカップ咲き。特に花もちの良い品種の一つ。
大房になり、花付きも良い。微香性。花径６センチ。四季咲き。
樹形は、半横張り性で、ガッチリとしたまとまりの良い株になる。樹高１４０センチ。

１９８０年アメリカ、ウィリアム・ウオリアー作出。フロリバンダ。
花の色、アイボリー。房咲き中輪。四季咲き。丸弁盃状咲き。樹形直立性。樹高８０～１００センチ。
花保ち良く、花付きの良い人気品種。強健で育てやすい。
中香。クリクリした花びらが可愛い。

１９８９年、フランス、メイアン社作出。フロリバンダ。
房咲きの大型種。デスティニィは、白い花弁から始まり、花弁の縁から、開花に連れて赤く変化していく。
そのグラデュエーションが美しい。デスティニィは運命(destiny)という意味。
段々と、色が変わる様を、デスティニィと名付けたのであろう。
花径中輪。四季咲き。赤と白の覆輪。

１９８３年、ドイツコルデス社作出。ハイブリットティー。
光沢のある、濃い緑の葉っぱに、光沢のある濃赤色の花弁が映える。
茎が長く一輪で咲くので、切り花に向く。強健で育てやすい。
剣弁高芯咲き。花径１１センチ。四季咲き。樹高１５０センチ。
香りは微香性。

切り花の、「香りのバラ」の代表選手。１９８４年フランスで作出。
日本で始めて作ったのは、静岡県三島市の市川バラ園。
豊かなダマスク系の香りと、ロイヤルピンクの輝く花弁。
花径５～７センチ。フロリバンダ。