2014年10月
白いばら
白いばら
白い薔薇。
薔薇という文字は、それだけで濃厚。
白の場合は、白いばらがいいな。
白は混じり気の無い色。
清純、純潔、無邪気…..
だから、修道院のシスターに手渡す時、白いばらを選ぶ。
僕には、邪心はありませんよ、と。
チャペルも、白いばらで埋められると素敵だな。
娘の結婚式には、チャペルを白いばらでいっぱいにしてあげたい。
ヴァージンロード。
プロテスタントの教会では、ヴァージンロードは白い布。
カトリックの教会では、ヴァージンロードは赤い布。
ここでも、プロテスタントのストイックさを感じる。
日常の生活でも、一輪の白いばら。
気持ちも洗われます。
赤い薔薇
赤い薔薇
赤いバラ。
赤にも色々ある。
緋色、真紅。
赤いバラというと、緋色のバラ。
赤い薔薇というと、真紅のばら。
真紅は深紅。
洋館の広間のマントルピースに、深紅の薔薇が一本。
黄昏時、そこの灯りは、テーブルの蝋燭だけ。
一本の深紅の薔薇が、ダンディズムを極める。
LOVE 抱きしめたい
LOVE 抱きしめたい
抱きしめたい…抱きしめたい。
皮のコートを、袖もとおさず、風に吹かれ出てゆくあの人を
色あせた絵のような黄昏が包み、
ヒールの音だけ、コツコ響く…。
これは、靴屋さんのコマーシャルではありません。
なーんだ、沢田研二の歌じゃないか。
そう、沢田研二さんのの楽曲です。
阿久 悠さんの詞、うまいな。
沢田研二の、退廃的な実存にピッタリな歌詞をつける。
彼女が出ていったあとには、一輪の薔薇のみ残っているという
哀しい絵が残る。
一つということ
一つということ
一人、ひとり。
一人は無味乾燥、ひとりは実存する。
一輪。
一輪は何が似合うかな。
一輪の薔薇。一輪の菊。一輪のカーネーション。
それぞれ、存在の感覚が違う。
薔薇は、場に華やぎを。、
菊は、静寂。
カーネーションは、モーツァルトの世界。
一枝の水仙、春の予感。
一枝の桜。桜は多いほうがいいかな?
一枝の紫陽花。梅雨しっとりと。
一枝の柿の木。秋だね。
一つもなかなか、素敵です。
薔薇の力
朝起きて、顔を洗い、トイレを済ませ、朝食を食べる。
時間になれば、家を出て会社に向かう。電車、満タン。
上司や同僚に気を使い、時間仕事に忙殺され、時間になれば家路に急ぐ。
これが男の、ある日常。
朝起きて、亭主、子供を送り出し、時間になれば、パート仕事の職場に出かける。
皆で、嫌な上司の悪口を言い、ダメな亭主の愚痴を言い、
ちょっと成績の上がって来た子どもの自慢をする。
子どもが家に戻る前に、家に買い物を済ませて滑り込む。
これが女の、ある日常。
新婚の時は、そこには、薔薇が飾ってあった。二人は薔薇をはさんで会話した。
何故今、そこに薔薇が無いんだろう。
気付いた夫と、妻。
妻は自分の好きな1輪のピンクのバラを買い、夫の帰宅に備えた。
夫も期せずして同じ日に、1輪の赤い薔薇を買って、家路に急いだ。
2本の薔薇を見て、二人はにっこりお互いの顔を見た。
たった2本の薔薇。
この薔薇が、二人の日常を変えた。
薔薇の力。
薔薇、薔薇、薔薇。
人は皆、薔薇に憧れを持つ。
薔薇は人生に憧れを与える。
薔薇が似合う女になろう。
その想いがある女は、いい女になる。
そういう想いがないとね。
人生のテーマは、薔薇の似合う女になること。
男もそうだ。薔薇を贈るのが、様になる男。
100本の赤い薔薇を女にあげるとき、
どんなカッコしてあげるのか。よく考えておけよ。
そう考えるだけで、人生にハリが出ないか?
そのように、自分を追い込む。いい追い込みだろ。
そう、薔薇は人生を楽しくさせてくれる、格好のアイテムさ。
人生、楽しくやろうぜ!
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